2022.03.16
【アーカイブ配信中】介護の生理学研究会2022年2月19日
介護の生理学研究会は全国1200名の方に参加申し込みいただき、大盛況のうちに開催終了いたしました。
ご要望多数につき、アーカイブ配信をはじめました。
また、関連サイト「生活の思考」では、識者がそれぞれの専門分野の視点で見た
介護についてのコラムなどを掲載しておりますので、あわせて御覧ください。
川上嘉明(東京有明医療大学 看護学部 看護学科 看護学研究科 教授)
ロングターム・ケアの場で死に至る高齢者の「実践知」を科学的に証明する ―『統計という魔法の杖』を使って ―
金井一薫(ナイチンゲール看護研究所 所長)
紀伊信之(株式会社日本総合研究所 リサーチ・コンサルティング部門 高齢社会イノベーション グループ 部長)
経営学的な視点から見た介護業界 進化する組織はどのように作り出せるか
長澤泰(東京大学 名誉教授、工学院大学 名誉教授)
以下、「介護の生理学研究会」のご案内です。
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本年度、株式会社シルバーウッドは「介護のしごと魅力発信等事業」(厚生労働省補助事業)の一環として、「介護の生理学研究会」を実施することとなりました。下記にて本イベントの概要です。
介護は、利用者一人ひとりの生活に寄り添い、個人に適したケアを行うことが重要です。一方で、人間を生理学的にみると、人体の構造と機能は個人によらない部分が多く、より良いケアを行うためには、生物体としての人間の見方を獲得することも重要です。
たとえば、発熱への介護は、体熱の産生や放熱の仕組みを知らなければならないし、排泄の介護は、直腸や肛門、尿道や膀胱の構造や仕組みを知ることが求められます。
それを生活を整える実践につなげるために、歴史や文化など社会科学の視点も融合させることで、ケアの創意工夫とアイデアの幅がさらに広がり、介護の仕事の専門性と魅力を再認識する機会になると私たちは考えています。
介護の生理学研究会では、いくつかの介護行為について、生理学の視点からケアの実践に至るまでの思考過程を探求します。マネジメントスタンダードプログラム for kaigo等で学んだチームが発表し、審査員が講評します。また、飯田大輔氏(社会福祉法人福祉楽団 理事長)による講演「介護とは何か?」や審査員によるトークセッションも行います。
令和4年2月19日(土)10:30-17:30 ※オンライン配信(Zoom)
10:30 開会
10:40 講演「介護とは何か?」 飯田大輔氏
11:50 各テーマの探求 ※途中昼休憩あり
15:25 審査員によるトークセッション
17:00 審査員賞発表
17:30 閉会
●飯田大輔 社会福祉法人福祉楽団 理事長
●金井一薫 ナイチンゲール看護研究所 所長
●堀田聰子 慶應義塾大学大学院 教授(認知症未来共創ハブリーダー)
●佐々木淳 医療法人社団悠翔会理事長・診療部長
●菊井徹也 一般社団法人高齢者住宅協会 副会長(SOMPOケア株式会社 取締役執行役員)
●石田路子 高齢者社会をよくする女性の会 理事(介護給付費分科会委員)
●松岡宗嗣 一般社団法人fair 代表理事
<コーディネーター>
●下河原忠道 株式会社シルバーウッド 代表取締役
お問い合わせ:msp@silverwood.co.jp (株式会社シルバーウッド)