2019.05.02
【LGBT×VR研修】LGBTQ+を取り巻く社会課題をVRでの"一人称体験"で考える
株式会社シルバーウッドのLGBT×VR研修では、VRの技術を活用して、LGBT当事者たちを取り巻く状況や社会課題の一人称「体験」を通じて、本人視点で考えます。LGBTを取り巻く社会課題を「学ぶ」のではなく、一人称で「体験」することで理解につなげることを目的とした、体験学習型の研修プログラムです。
※ LGBT:セクシャルマイノリティの総称。
研修は、120分程前後で構成され、LGBTの基礎知識から始まり、3つの体験をします。体験毎に、当事者の視点に立ったときに「何を感じ、何を思ったか」「どんな言葉に傷つき、どんな関わりが嬉しかったか」などを参加者同士で話し合い、どの様な配慮が状況改善につながるのか意見を出し合い、学びを深めていきます。またLGBT当事者のファシリテーターが自身の体験談などを交えながら、解説を付け加えます。
体験会の進行はファシリテーターにお任せください。全国で開催可能。オンライン研修での実施も可能です。
各コンテンツは、多くのセクシュアルマイノリティ当事者へのヒアリングによって作られました。
あるレズビアンの視点で、朝家で起き、会社で働き、仕事終わりにパートナーとその同僚と飲みに行くという1日を体験します。自身がレズビアンであることを職場の人たちに隠している主人公「鈴」の職場と、カミングアウトしているパートナー「紗希」の職場は、それぞれ実在する2つの職場をモデルにしており、職場でのあるある事例が詰め込まれた体験です。脚本・監督は当社社員のレズビアン当事者が務めました。日常生活の中でレズビアンの当事者がどんなところで生きづらさを感じ、職場の雰囲気やコミュニケーションの取り方の違いが本人に与える影響を当事者の立場で体験します。
受賞歴:2018 年 ルミエール・ジャパン・アワード VR 部門 優秀作品賞
体験者の感想
〇 まったく悪気なく、知らない間に当事者の人たちを傷つけていたかもしれない。
ある父親の視点で、息子からのゲイであることの告白(カミングアウト)を受け止める体験をします。息子の真剣な告白を受けたとき、父親として体験しているあなたは何を思い何を感じるか。
このコンテンツでは当事者の立場ではなく、当事者の家族の立場で体験する事により、大切な家族の中に当事者がいるかもしれないという視点で、LGBTをより自分事として捉えることに繋げます。
監督・脚本:「やる気あり美」編集長 太田尚樹氏
体験者の感想
多様性が可視化された世界でコミュニケーションはどう変わるのかを体験し、「ダイバーシティ」について改めて考えます。
2018年には「レズビアンオフィス編」で出展、2019年には「告白の日」で出典し、多くの当事者やアライの方々等に体験していただきました。
※VRダイバーシティ&インクルージョンのお問い合わせフォームです。研修テーマで「LGBT」にチェックをいれてください。
研修の詳細や、研修開催をご検討の方は、気軽にお問い合わせください。
1. 【受賞】「ルミエール・ジャパン・アワード2018」VR部門にてシルバーウッドが3作品受賞しました
2. 【新コンテンツ】LGBT×VR第2弾「ゲイの息子と向き合う親の視点を体験」
3. 【LGBT開催報告】イベント「LGBTのリアルをみんなでギュッと知る一日」 in 佐賀県
4. 【テレビ放映】2020/7/8BS朝日の「バトンタッチ」でLGBTをテーマとした「告白の日」が紹介されました