2020.04.10

Information/看取り

【高齢者住まい看取り研修】令和元年度 厚生労働省 老人保健健康増進等事業「高齢者住まいにおけるACPの推進に関する調査研究事業」の一環で、研修内容がバージョンアップされました

【高齢者住まい看取り研修】令和元年度 厚生労働省 老人保健健康増進等事業「高齢者住まいにおけるACPの推進に関する調査研究事業」の一環で、研修内容がバージョンアップされました

令和元年度も厚生労働省 老人保健健康増進等事業に取り組み、高齢者住まいにおけるACPの推進に関する調査研究事業」の一環で、「高齢者住まい看取り研修」を計4回、145名の方に受講していただき、参加者へのアンケートおよびヒアリングを元に、研修内容をバージョンアップさせました。

 

また「ACPの手引き」という冊子を作成しましたので、ぜひご活用ください。

https://www.jri.co.jp/MediaLibrary/file/column/opinion/detail/20200410_theme72_2.pdf

 

バージョンアップした研修内容

この研修では、VRを活用したケースメソッド方式を軸に展開し、90歳の高齢者の視点で救急医療を体験したり、介護職の視点で実際に起きた看取り事例を疑似体験をします。看取りを経験したことがない介護職は、看取りに対して「得体のしれない不安感・恐怖感」を抱えていることが多いですが、VR体験や体験毎に行うグループディスカッションを通じて「死に向き合う覚悟」を獲得するとともに、看取りに必要とされるACPや生理機能の知識を習得します。

 

アンケート結果

(n=128)

・満足度 96.9% (不満足0%、無回答3.1%)

・看取り・ACPへの理解が進んだと感じる 97.6%

・看取り・ACPを積極的に行いたいと感じる 96.1%

 

報告書は下記より確認いただけます。

https://kosenchin.jp/kosenchinDefault/2_2020_05_05/20200410_theme72.pdf