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2019.08.02
【新コンテンツ】「VRハラスメント」をリリースしました
株式会社シルバーウッド(代表取締役:下河原 忠道)は、株式会社日本能率協会マネジメントセンター(代表取締役:張 士洛)と連携し、ハラスメント研修のためのVRコンテンツを共同制作・リリースいたします。 「VR Angle Shift」プロジェクトでは、VR認知症から始まり、今ではLGBT、発達障害、ダイバーシティ、世代間ギャップ、ワーキングマザー&ファーザーなどのVRコンテンツを作成し、各企業においてこれらを活用したD&I研修、LGBT研修、介護離職防止研修等を実施し、「体験を共有することで参加者同士に対話が生まれる」と好評いただいております。 近年では、職場におけるハラスメントは問題が深刻化しており、社員が訴訟を起こすケースも増えています。そこで弊社は、企業研修やeラーニングなどの人材育成支援プログラムを通して、およそ10年間でのべ5,300社以上、40万人近くにハラスメント教育を実施してきた実績を持つ、日本能率協会マネジメントセンター社と共に、ハラスメントを体験できるVRコンテンツを製作するに至りました。 VRを活用したハラスメントの一人称体験は、ハラスメントをより自分ごととして捉えることを可能にします。ハラスメントに関わる様々な人の視点に立ち、ハラスメントを感じている側の不快感や自身がハラスメントを自覚していない側の心情、心理的安全性が阻害される職場環境を体験することは、体験者の感情に訴えかけ座学で得た知識以上により深い理解を促します。 本研修は最大100名規模での実施が可能です。参加者全員が同時に同じ体験をすることで、より深いディスカッションが生まれます。これにより、日常業務における実践的なハラスメント対策やチームコミュニケーションを活性化させ、職場内での対話が促されるような研修を提供していきます。
2019.05.02
【LGBT×VR研修】LGBTQ+を取り巻く社会課題をVRでの"一人称体験"で考える
LGBT×VR研修とは 株式会社シルバーウッドのLGBT×VR研修では、VRの技術を活用して、LGBT当事者たちを取り巻く状況や社会課題の一人称「体験」を通じて、本人視点で考えます。LGBTを取り巻く社会課題を「学ぶ」のではなく、一人称で「体験」することで理解につなげることを目的とした、体験学習型の研修プログラムです。 ※ LGBT:セクシャルマイノリティの総称。 研修は、120分程前後で構成され、LGBTの基礎知識から始まり、3つの体験をします。体験毎に、当事者の視点に立ったときに「何を感じ、何を思ったか」「どんな言葉に傷つき、どんな関わりが嬉しかったか」などを参加者同士で話し合い、どの様な配慮が状況改善につながるのか意見を出し合い、学びを深めていきます。またLGBT当事者のファシリテーターが自身の体験談などを交えながら、解説を付け加えます。 体験会の進行はファシリテーターにお任せください。全国で開催可能。オンライン研修での実施も可能です。 リンク:チラシはこちら 体験コンテンツ 各コンテンツは、多くのセクシュアルマイノリティ当事者へのヒアリングによって作られました。 ①レズビアン オフィス編 あるレズビアンの視点で、朝家で起き、会社で働き、仕事終わりにパートナーとその同僚と飲みに行くという1日を体験します。自身がレズビアンであることを職場の人たちに隠している主人公「鈴」の職場と、カミングアウトしているパートナー「紗希」の職場は、それぞれ実在する2つの職場をモデルにしており、職場でのあるある事例が詰め込まれた体験です。脚本・監督は当社社員のレズビアン当事者が務めました。日常生活の中でレズビアンの当事者がどんなところで生きづらさを感じ、職場の雰囲気やコミュニケーションの取り方の違いが本人に与える影響を当事者の立場で体験します。 受賞歴:2018 年 ルミエール・ジャパン・アワード VR 部門 優秀作品賞 体験者の感想 〇 主人公の鈴ちゃんと一緒に傷つくことができた。 〇 理解のない職場だと休憩時間であっても居づらさを感じ、カミングアウトできない当事者の気持ちがリアルに伝わりました。 〇 理解のある環境とそうでない環境の違いを感じられた。 〇 まったく悪気なく、知らない間に当事者の人たちを傷つけていたかもしれない。 〇 理解のある上司が頼もしかった。あんな職場が増えると良い。 ②告白の日 ある父親の視点で、息子からのゲイであることの告白(カミングアウト)を受け止める体験をします。息子の真剣な告白を受けたとき、父親として体験しているあなたは何を思い何を感じるか。 このコンテンツでは当事者の立場ではなく、当事者の家族の立場で体験する事により、大切な家族の中に当事者がいるかもしれないという視点で、LGBTをより自分事として捉えることに繋げます。 監督・脚本:「やる気あり美」編集長 太田尚樹氏 体験者の感想 〇 父親の視点に驚くほど感情移入している自分がいた。自分だったらどう受け止めるかを真剣に考える良い機会になった。〇 非常に考えさせられた。セクシュアルマイノリティは、どこか遠い存在のように感じていたが、VR体験がとてもリアルで今までより身近なテーマとして考えられるようになった。〇 LGBTは特別な存在のように感じていたが、何も変わらない普通の大切な家族と捉えることが出来て自分の心の変化に驚いた。〇 管理職はもちろん、全社員受講必須の研修として導入してほしい。 ③見えるようになって鈴木は 多様性が可視化された世界でコミュニケーションはどう変わるのかを体験し、「ダイバーシティ」について改めて考えます。 東京レインボープライドに出展しました 2018年には「レズビアンオフィス編」で出展、2019年には「告白の日」で出典し、多くの当事者やアライの方々等に体験していただきました。 リンク:2018年の紹介記事、2019年の紹介記事 お問い合わせ お問い合わせフォームはこちら ※VRダイバーシティ&インクルージョンのお問い合わせフォームです。研修テーマで「LGBT」にチェックをいれてください。 研修の詳細や、研修開催をご検討の方は、気軽にお問い合わせください。 チラシ チラシはこちら 関連記事 1. 【受賞】「ルミエール・ジャパン・アワード2018」VR部門にてシルバーウッドが3作品受賞しました 2. 【新コンテンツ】LGBT×VR第2弾「ゲイの息子と向き合う親の視点を体験」 3. 【LGBT開催報告】イベント「LGBTのリアルをみんなでギュッと知る一日」 in 佐賀県 4. 【テレビ放映】2020/7/8BS朝日の「バトンタッチ」でLGBTをテーマとした「告白の日」が紹介されました 5. 【ハイブリッド開催報告】9会場をオンラインで繋ぎLGBT×VR研修を実施しました。 6. 【テレビ放映】2021/11/23テレビ朝日「大下容子ワイド!スクランブル」にてLGBT×VRが紹介されました
2019.04.23
【新コンテンツ】LGBT×VR第2弾「ゲイの息子と向き合う親の視点を体験」
新コンテンツ「告白の日」を東京レインボープライド2019で一般公開します。 株式会社シルバーウッドは、昨年に引き続き4月28日(日)、29日(月・祝)に開催される東京レインボープライド2019のプライドフェスティバルにブース出展し新作VRコンテンツを一般の方々に初お披露目いたします。 ■VR(バーチャル・リアリティ)でダイバーシティ推進株式会社シルバーウッドはVRの技術を活用し企業のダイバーシティ(多様な人材の活躍)推進を支援する研修プログラムを多数開発(発達障害、世代間ギャップ、介護と仕事の両立、育児と仕事の両立等)しています。VRで自分とは異なる人の感情を一人称体験することで他者への想像力につなげるプログラムです。 「告白の日」あらすじ25歳の息子を持つ父親の視点を体験する物語。ある日、息子の部屋で息子が同年代の男性と二人で親しげに写るツーショット写真を見つける。それは友人ではなく恋人関係であることを窺わせる写真だった。写真を見られたことを知った息子は父親にすべてを打ち明ける決心をする。息子の真剣な告白を受けたとき、父親として体験しているあなたは何を思い何を感じるか。 ■体験者の感想企業のLGBT研修・管理職研修等で多数実施されています・父親の視点に驚くほど感情移入している自分がいた。自分だったらどう受け止めるかを真剣に考える良い機会になった。・非常に考えさせられた。セクシュアルマイノリティは、どこか遠い存在のように感じていたが、VR体験がとてもリアルで今までより身近なテーマとして考えられるようになった。・テレビやスクリーンで見る映像とは全く違う非常に有意義なコンテンツだと思った。・LGBTは特別な存在のように感じていたが、何も変わらない普通の大切な家族と捉えることが出来て自分の心の変化に驚いた。・管理職はもちろん、全社員受講必須の研修として導入してほしい。 ※東京レインボープライドHPhttps://tokyorainbowpride.com/
2018.11.15
【受賞】「ルミエール・ジャパン・アワード2018」VR部門にてシルバーウッドが3作品受賞しました
先進映像協会日本部会主催の「ルミエール・ジャパン・アワード2018」が、11月14日(水)に幕張メッセ・InterBEE2018特設会場で開催され、VR部門で弊社監修3作品が下記の通り受賞しました。 ◇準グランプリ 『ダイバーシティ体験VR「世代間ギャップ、上から見るか?下から見るか?」』 ◇優秀作品賞 『LGBT×VR「レズビアン―オフィス編―」』 ◇特別賞 『丹野智文物語』没入感のある体験ができるVRならではの強みを活かし、当事者の視点や感情を自分事として強く実感できるコンテンツを作成した点が評価され、今回の受賞となりました。 《ルミエール・ジャパン・アワードとは》 3D、UHD(4K・8Kなどのウルトラハイディフィニション)、VR(バーチャルリアリティー)などの先進的な映像技術を活用したコンテンツ表現が、教育啓発・表彰・調査研究を通して発展・普及されることを目的とする業界団体である「先進映像協会 日本部会(AIS-J)」による表彰活動。国内で制作・公開された優れた先進映像コンテンツを表彰することで良質なコンテンツの拡大と品質向上を目的として、2011年より行われている。