【高齢者住まい看取り研修】平成30年度 厚生労働省 老健事業で新しい研修を開発しました
シルバーウッドも運営員のメンバーとして携わらせていただいている平成30年度 厚生労働省 老人保健健康増進等事業「高齢者向け住まいにおける看取り等の推進のための研修に関する調査研究事業」の報告書が公表されました。
本事業の一環で開発された「高齢者住まい看取り研修」は、VRを活用したケースメソッド方式を軸に展開します。看取りを経験したことがない介護職は、看取りに対して「得体のしれない不安感・恐怖感」を抱えていることが多いですが、VR体験や体験毎に行うグループディスカッションを通じて「死に向き合う覚悟」を獲得するとともに、看取りに必要とされるACPや生理機能の知識を習得します。
研修を受講された参加者のアンケート結果より、看取りに対する不安が軽減するなどの効果が示されました。
報告書は下記より確認いただけます。
https://www.mizuho-ir.co.jp/case/research/pdf/mhlw_kaigo2019_05.pdf
後記
令和元年度も厚生労働省 老人保健健康増進等事業に取り組み、「高齢者住まいにおけるACPの推進に関する調査研究事業」の一環で、「高齢者住まい看取り研修」を計4回、145名の方に受講していただき、参加者へのアンケートおよびヒアリングを元に、研修内容をバージョンアップさせました。
(参考記事:https://angleshift.jp/1639/)
また「ACPの手引き」という冊子を作成しましたので、ぜひご活用ください。
https://www.jri.co.jp/MediaLibrary/file/column/opinion/detail/20200410_theme72_2.pdf